私の脳内サーチエンジン
元ハエ研究者のせい*1か、私は、言葉で考えるよりイメージで考えることを得意とするタイプだ。脳内サーチエンジンとしてもテキスト検索より画像検索をよく使っていた。例えば、以下の感じ。
友人:「A先生(有名な研究者の名前)の論文よんだ?」。
↓
私:(A先生か・・・)(脳内テキストサーチエンジン起動中・・・)
↓
(Hit0件)読んでないと思う。どんな図があった?
↓
友人:足の拡大図があって・・・
↓
(脳内画像サーチエンジン起動中・・・)
↓
私:(Hit1件)あ!その論文か。読んだ読んだ。右上に足の拡大写真があるやつだ。おもしろいよね。あれってA先生の論文だったんだ。
いままでなら会う人も限られていたし、これで良かったのだが、他の業界の人と接する機会が多くなり、テキスト検索エンジンの性能向上させる必要がでてきた。
なぜかというと、気がつかなかったのだが、私は対象物をかなりジロジロ見ているらしい(脳内画像検索には画像が必要なので)。人に対してこんなことをするのはかなり失礼だし、なにより挙動不審なのだ。
最近は名刺を画像検索の対象とすることで一時的に回避していたのだが、名刺デザインが変わった途端、検索不能になることがわかった。早くテキスト検索の性能を良せねば。
一方で、研究者の中には私のように画像検索の方がしっくりくる人も多いと思う。今のSesameはテキストの保存、検索する仕組みしかないので、そういう人に最適な仕組みを考えていきたい。
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*1:2009.3.14追記:ハエ研究者として組織写真をじっくり観察し、野生種と遺伝子改変種の差異を見つける訓練を積んだため、イメージで考えるようになったんだと思っていたが、関係ないかもしれない。